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2015年8月1日 京(みやこ)サイバー犯罪対策シンポジウムのパネラー出演

竹内義博です

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1963年京都市の生まれ。大学卒業後、Webエンジニア等を経て、2007年に一般財団法人インターネット協会 インターネット利用アドバイザー、2010年からパソコン教室「ぱそこんる~む123」代表。娘のネット問題の経験から関心を持ち、一般社団法人 ソーシャルメディア研究会(チーフ技術指導員)にて情報モラル教育について研究しております。近年は、eネットキャラバン認定講師(総務省等)、京都府警察ネット安心アドバイザー等として、スマートフォンやネットでのトラブル、ネット依存等について、教員、保護者や児童生徒を対象に啓発講演活動を行っております。
青少年のネット問題への取組が評価され、2020年には警視庁サイバー犯罪対策課から、また2016年から6年連続で京都府警察サイバー犯罪対策課からも表彰頂きました。
(講演実績:2015年度52回 延べ9187人,2016年度55回 延べ5889人,2017年度60回 延べ10022人 2018年度101回 延べ16347人 2019年度150回 延べ15937人 2020年度61回 延べ5002人 2021年度81回 延べ7676人)

一般社団法人ソーシャルメディア研究会 チーフ技術指導員  竹内義博

私の思い

スマートフォンやインターネットに接続可能な携帯端末(ゲーム機、音楽プレイヤーなど)の急速な普及にともない、LINE、Twitter、FacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)絡みのトラブル、いじめ、ネット依存の低年齢化が深刻になっております。

しかし、スマホやネットは、今や実質日常生活の必需品なり、今や子ども達がスマホ持たない選択肢は無くなりつつあり、GIGAスクール構想もスタートし、この先ネットやデジタルデバイスが無くなることは考えられないのが現状です。

対策として、一方的に使用を全面禁止にしたり、ルールを押しつけたりするのではなく、スマホやネットの現状を知り、子ども達主導でルールを作り、「正しく怖がり賢く使う」方法を子どもたちと一緒に考えていくことが大切だと思います。

また、子どもたちが困った時や、危険な目に遭う前に相談出来る大人でありたいと思います。

ネットやスマホで起きているトラブルの根幹は、ネットやスマホではなく、「親子のかかわり」と「心の問題」だと私は考えます。

そこで、ネットトラブルを中心にした数々の事例を元に、ただのネットやスマホの怖い話しの例で終わる事無く、そのトラブルが起こった背景や根底にある物は何かを考察し、子どもたちと一緒に家庭、学校、地域においての具体的な対策、ルール作りについて考え、100年先でも通用する、情報モラルについてお話させて頂きたいと思います。


*私が、インターネット利用アドバイザーになった経緯や、現在の活動についてA's Child さんが運営されている企画の「つながる世界の歩き方」に掲載頂きました。
「インターネット利用アドバイザー」ってどんなことをするの? 一般財団法人インターネット協会の取り組み シリーズ(4)

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